1967-05-10 第55回国会 衆議院 外務委員会 第2号
年をとって、人を恋いする年ごろになれば、日本娘と恋愛しても、家庭の悲劇になる例も多いのは御承知のとおりです。そこでふるさとに帰ろうかというのはそういうことからも発生しておる。それを何月何日でおまえはもうよう帰れない、あとは何もない、そして聞かれると、ナホトカと言う。これはソ連領で、ソ連は何の関係もないことです。そうしてソ連はそういうことを加勢しようとは言っておりません。
年をとって、人を恋いする年ごろになれば、日本娘と恋愛しても、家庭の悲劇になる例も多いのは御承知のとおりです。そこでふるさとに帰ろうかというのはそういうことからも発生しておる。それを何月何日でおまえはもうよう帰れない、あとは何もない、そして聞かれると、ナホトカと言う。これはソ連領で、ソ連は何の関係もないことです。そうしてソ連はそういうことを加勢しようとは言っておりません。
国内法規を無視して、基地設定で、農地、海岸等の接収、生活権は脅かされ、学校も病院もその所在を無視され、学童の勉学も病者の療養もできず、時に病院に演習用の弾丸が飛び込んだり、多くは生活難と自暴自棄から転落し、米兵の獣慾の餌食となる哀れな日本娘は、その上、混血児を抱えて一層転落の途を辿つておるのでございます。
日本の経済は駐留軍の落し金、日本娘の貞操の切売り、それから朝鮮民族の流血の惨を基礎にしたところの特需景気、この三つでささえられておるまことに不名誉な、不完全な経済だと言つておる。これはまことにその通りだと思う。そこでこの不健全な不名誉な、日本の経済を健全なものにして行く、そのためには、何と申しましても平和産業の育成が必要だと思うのです。今特需景気から兵器生産経済体制に移つている。
あるいは九のように「日本娘でありながら――と異国名をちようだいしながら」などというようなことは、絶対にいけないことは間違いありません。しかし事政策に関する問題であつたならばなるべく議長の職権においてこれはいかぬと思われたら、その本会議場でただちにやつてもらう。こういうように、あとに残されるとまた議論が出て來る。ここにあるのは拔牽でしよう。
日本に政府や警察があり、平和と独立日本の再建を念願にしているなれば日本娘でありながら━━━━━━━━━━━━━━━━━と異国名をちようだいしながら外国人と風紀を乱す日本娘を説得これ努めてこそ、日本の秩序も治安も確立されるのだ。
演習場だと言つて漁場は奪われ、治安費三百六十三億のピストル、こん棒、鉄かぶとの化けものがふらつく東京都内で、外人ギヤングは横行し、富士銀行で金は強奪され、神田にゆうゆうと米兵姿のピストル強盗が日本人の収入を奪い、外人の自動車強盗、ひき逃げ、鳥と間違えては老婆を撃つ、東京都下では、十九の日本娘か、からすと間違えられて米兵に撃たれておる。米兵の眼は、一体どうなつているのた。